高く売り、安く買う、これぞ基本にして奥義。

高く売り、安く買う。

これぞトレードの基本にして奥義です。

星の数ほど存在するトレードの方法論は、このたったひとつのシンプルな願いを叶えるものといえます。

現在値が高いか安いかわかればいいだけの単純なことですが、これが意外と難しく、高く売る、安く買うには2つのスキルが必要です。

ひとつ目はMTF分析で”現在値の意味づけ”ができること。

これができないと、高いところか、安いところか分からず、宇宙遊泳状態で地に足をつけたトレードができません。

高くも安くもないところで売買してしまったり、高いか安いかわからない自信のなさからチキンな利食いやチキン損切りを連発します。

二つ目は押し目買い・戻り売りができること。

20日青1ロングは1時間クラスのN青波動、押し目(安値)買いです。

押し目買いは安く買う手法であり、戻り売りは高く売りための手法ですが、これには”値段感覚”と”時間感覚”が求められます。

縦軸の値段感覚はともかく、横軸の時間感覚が難しく、N波動の大きさによって押し目や戻り目の形成時間はまちまちです。

ボクもポジションを持つ前にはイチイチ、高いか安いかを考えますし、なるべく”N波動の途中乗り”を避けるようにしてます。

この押し目買い・戻り売りのオプションとして”ブレイクアウト手法”があります。

18日青1ロングは青波サイズでいえば途中乗りですが、先週高値と併せてのMトップで赤矢印反転すれば無かった未来です。

これは先週高値2番天井崩れを狙ったロングですが、押し目・戻り目を拾う手法ではなく”ブレイク・アウト手法”で、溜まったエネルギーがブレイクアウトをきっかけに一気に運動化されるところを狙います。

ブレイク・アウト手法はダマシも多く、クラスター(エネルギー溜まり)や時間帯の見極め、N波動のサイズ感がないと高値・安値を掴んだり、エントリー直後に揉み合いに捕まったりします。

今回なら先週高値2番天井崩れで、高いところが、安いところに天地反転したところをロングしてます。

安いと考える人が多いレートは最も高いところになりえる。

高いと考える人が多いレートは最も安いところになりえる。

ブレイクアウト手法にはこういった視点が必要なんです。